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CAPTCHAで偶然英単語

チンパンジーにタイプライターを叩かせるといつかはハムレットを書く(無限の猿定理)とかよく言われるが、CAPTCHAで意味のある単語が表示される確率はどんなものだろうか。
CAPTCHA

GoogleのCAPTCHAはぱっと見た感じ(Gmailへの登録を何回もやろうとすると怒られた)6~8文字っぽい。
cat /usr/share/dict/words | ruby -ne 'print $_ if 6<$_.size && $_.size<10' | wc #=>17108
17108/(26^6+26^7+26^8)=7.87777965*10^-8
0.000008%か。10,000,000回に1回以下。すっげー。
と思ったけど、どうもGoogle様のCAPTCHAは数字も出てこないし母音と子音を調節して配しているように見えるので、実際はもっと確率が高そうだ。

本屋大賞のマーケティング効果

4月5日に本屋大賞発表。
大賞は佐藤多佳子『一瞬の風になれ』
2位が森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』、3位が三浦しをん『風が強く吹いている』
売上にどのような効果があったか見てみよう。
まずはAmazonの売上。

Amazon Rank Viewer
本屋大賞1


まず分かるのは、受賞までは2位の森見登美彦より3位の三浦しをんの方が売れていたこと。
1位の佐藤多佳子は受賞の効果がないように見えるのはグラフのせいで実際はちゃんと反応している
しかしもともと佐藤多佳子が頭一つ抜けて売れていた。

リアル書店はPubLineを見る。
本屋大賞2

画像はイメージです。
見て分かるのは、受賞直前には森見登美彦が佐藤多佳子よりも売れていること。まなみ組強し。
受賞後は当然大賞作が上を行く。

今回は授賞式をネット中継したりして、その他の報道でも受賞を知ってすぐ買えるのはAmazonなんだろうね。
しかしAmazon内には本屋大賞特設ページみたいなものは見当たらない。
Amazonの売上が何に励起されているかは一概には言えないが、アフィリエイトがあることを考えてみると、一般読者が好きな作家を読んでそれをブログで紹介という流れ? だから三浦しをんが強かったのかな。

一方で多数の新刊に触れる書店員は、新しい作家の発掘もできる。森見登美彦はまなみ組で売ったのだ。佐藤多佳子だってこれまでは児童書の人だったので、一般書として書店に並べられ、今作を初めて読んだという人が多い筈。
そして受賞フェアを展開した時に目立ちやすいのはリアル書店。知られていない本を「仕掛け」るのも、検索ベースのネット書店よりリアル書店の方がやり易い。

で、本屋大賞のマーケティング効果が大きいのはネット書店かリアル書店か? 答:Amazonが売上ランキングの基準を公表していないため分かりません。
Amazonの方が効果が長く続いているように見えるのも錯覚。

ちなみに第1回第2回は受賞作が一致、第3回は1位2位てれこだったキノベスは、昨年は本屋大賞が対象外とする海外作品だった。(「夜は短し~」は刊行時期によりキノベス対象外)
あと印象に残ったのは、本屋大賞発表の夜数時間後に「本屋大賞」でぐぐると、角川書店が「夜は短し~」のAdWordsを出していたこと。
森見登美彦はユニークなブログも書いているし、書店員の間だけでなくネットでももっと受けてもいいと思うけど、売上とは別かな。

芥川賞と朝日新聞書評と404 Blog Not Found

直木賞が該当なしだったので書店的にはあまり面白くないのだが。
青山七恵の既刊が16日の発表後こんな動き。
Amazon Rank Viewer: 窓の灯
ちなみにPubLineではわずかに動いている。受賞作ではないし在庫が少なくて展開のしようもないのである。買ってくれたのは熱心な読者だよ。『文藝春秋』を待つしかない。

朝日新聞書評は掲載後に跳ねたものと大して動かないものがある。紙面での扱いを確認していないので何ともいえない。
14日掲載で顕著なのはこのあたり。
Amazon Rank Viewer: 満鉄調査部の軌跡―1907‐1945
Amazon Rank Viewer: 中世の旅芸人―奇術師・詩人・楽士
Amazon Rank Viewer: 経済原論
これらもPubLineでは散漫な動き。小さい店では在庫がないこともあるが、もっと緩やかな反応をするとも考えられる。

一方、404 Blog Not Foundで15日に紹介されはてなブックマークも101付いているのがこれ。
Amazon Rank Viewer: 組織を強くする技術の伝え方
見事。そしてこれがPubLineではまったく動きがない。12/18に発売の新書なのできっちり売っているんだけど、1/15前後で何の変化もない。

新聞を読んだりテレビやネットで知ったものは、Amazonなら自宅からすぐ反射買いできるからね。店頭で買うには時間を置くので、より高いモチベーションが求められる。店頭に在庫がなくて取り寄せになれば、入荷したら取りに行くという二度手間が必要なので面倒になってしまうだろう。一方Amazonならその場で完結。入手までの時間はおそらく変わらないのだけれど。

目的買いがAmazonに流れるというのはよく分かる話だけれども、ネットに限らない他メディア発の需要もAmazonに吸収されているのかもしれない。パブリシティ情報を事前に欲しいという声もよく聞くけれど、それだけでは追いつかないだろう。その商品を欲しいと思った人はすぐネットで買ってしまう。「テレビでやってたあれ」を店内で認知させる、書店という空間を活かしたフォローが重要。まぁそういう需要が大抵長続きしないので難しいのだけれど。
書店発のムーブメントである筈の本屋大賞も、『本の雑誌』増刊が店頭に並ぶ前に発表会やるんだっけ? 最近はそれがテレビや新聞で紹介されたりしなかったっけ? 下手するとAmazonで買われるんじゃないかなぁ。

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